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「蛍の光」はなぜ閉店bgmの定番になったか? 3月31日(火)12時0分 文春オンライン 3月に入って以来、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府の要請を受けて全国の大半の学校が休校している。 日本では、多くの公共施設や商業施設において、閉館・閉店直前のbgmとして流されるという認識が多い「蛍の光」だが、実際は「蛍の光」の原曲(オールド・ラング・サイン)を3拍子に編曲したものであ … 「蛍の光」はこの教科書に収録された唱歌のひとつで(当初の表題は「蛍」)、作詞を稲垣千頴(ちかい/1847~1913)という国文学者が手がけた。 じつは全国の閉店放送の定番となっているこの曲には、「蛍の光」ではなく「別れのワルツ」というタイトルがつけられている。 戦後まもない1949年に日本で公開されたアメリカ映画『哀愁』では、ダンスシーンで「オールド・ラング・サイン」が使われ、人々に強い印象を与えた。

蛍の光は閉店時のbgmとして使われていると思われていますが、実はあの楽曲は「別れのワルツ」と呼ばれる蛍の光とは別の曲です。この二曲が酷似しているのは、同じ原曲をアレンジして誕生した楽曲だ …