中野 克彦 *1 ・松崎 育弘 *2 ・杉山 智昭 *3 概 要 接着系あと施工アンカーボルトの引張支持力に対する定着長は,先付けアンカーボルトの定着長さに比べて非. 常に短い。 ABRアンカーボルト M16,M18,M20~M48 ABMアンカーボルト ABM400:M24~M48、ABM490:M24~M100 ボルトの長さ: 25d以上 ねじ部の長さ:3d以上 ナットの高さ: 0.8d 座金の厚さ: M16~M20 4.5mm、M22~M27 6mm、M30~M50 8mm M56~M64 9mm、M68~M95 12mm、M100 16mm 座金の外径:2d アンカーボルトの引張支持力に関する設計法と課題. 3)アンカーボルト突出長さの測定 アンカーボルトの頭部から既設鉄筋コンクリート面までの長さを図面および鋼製ノ ギス等による現地測定により確認する。 アンカーボルト長さの測定の例. アンカーでは,この緊張力とプレストレスを長期間に渡って維持するために,ロックボルトよりも高規格な材料と防食構造,特別な定着構造と施工方法,およびこれらを成立させるための高額な施工費用が必要となります。 NLアンカーボルト(受注生産品) 母材公称断面積よりねじ部有効断面積を大きくすることによっ て母材欠損することがなく、差し筋等とも同一母材径で施工で きます。 定着長は構造計算のうえ、ご指定くだ … アンカーボルトを用いた定着部は,そ の施工方法,と くに躯体工事とアンカー工事との工程関係により,次 の ように分類できる。 (1)先 付け工法 アンカーボルトを定着する構造躯体コンクリートの打 設時に,あ らかじめ所定の位置に設置しておく工法で, アンカーボルトの引張最大耐力(解説7式) アンカーボルト頭部に接するコンクリートの支圧によって決る場合の アンカーボルト1本当りの許容引張力(5式でφ=1.0とする) σd 定着板の曲げ応力度(アンカーボルト軸力: σu : Np 時) 定着板の引張強さ 今までj型やl型アンカーの定着長さ20dを表記せざるを得なかった間柱、耐風梁用のアンカーボルトが「p柱アンカーボルト」により大幅に短くすることが可能になりました。 NLアンカーボルト(受注生産) 母材公称断面積よりねじ部有効断面積を大きくすることによっ て母材欠損することがなく、差し筋等とも同一母材径で施工で きます。 定着長は構造計算のうえ、ご指定くださ …